一般的なFPVゴーグルのDVRはフレームレートが30fpsという事もあり、より良い映像を撮りたいと思い始めFPVゴーグル用DVR付きバッテリーの「ImmersionRC PowerPlay」をレビューしてみる事にしました。
こちらの商品は「FatShark Dominator Goggles」をターゲットとして作成されていて、そのDVR機能に不満を抱えている方が多い為、AVoutを利用して60fpsの映像を録画する事を可能しています。
また、単にDVR付きのバッテリーとしての用途の他にも、既に手持ちのゴーグルをFPVモニターとしてメンテナンス用にも利用可能なので、持っていても損はないアイテムになりそうです。
実際に利用していると、フライト後に画面を見ながら映像をチェック出来るところが一番のメリットだと感じたりしています。
ImmersionRC PowerPlay-FPV DVR Module
ImmersionRC PowerPlay-FPV DVR Moduleのスペック
項目 | 内容 |
電源関連 | スイッチ式 インジゲーター有 |
バッテリー | 付属:18500 1400mah(保護回路) 推奨:18500 2040mah |
録画機能 | h264 , 60fps (fatshark Mpeg , 30fps) PlayBack機能有り 720×576(PAL)、720×480(NTSC) |
画面 | LED液晶画面 |
充電機能 | Type-Cにて充電可能 |
ImmersionRC PowerPlayの開封
いつも通り外箱からです!
思っていたよりも小さい箱で届きました。最近は「ImmersionRC」の製品を手にする機会が増えて来て、アンテナなども利用していたりしてます。
中身を取り出して見ました。
- PowerPlay DVR
- 2 x 18500 1400mAh Li-ionバッテリー(インストール済み)
- アップグレードとして推奨される大容量2040mAhセル。
- 1xヘッドストラップクリップ
- 1xオーバーヘッドストラップ
- 交換用ファンカバー取り付けキットx 1、ストラップクリップ付き
- ヘッドマウント用の短いDC / AV「Y」ケーブル1本(ファン電源を含む)
- ポケット用の長いDC / AV「Y」ケーブル1本(ファン電源を含む)
電源ケーブルにはファン用のバランスコネクタが付属しているのは良いですね。(Fatshark HDO2の方は不要ですが…。)
LED画面もそれなりに大きくウィッチ型のFPVモニターよりも見易いです。
サイド面にDCOut、MicroSDカードスロット、AVinがあります。
上の面にはスイッチ類、電源インジゲーターがあります。
裏面です。
USB Type-Cがあり、こちらから充電可能になっていました。便利っす!(๑˃̵ᴗ˂̵)b
電池は1400mah*2個が付属していますが、2時間程度の稼働との事なので2040mahに変更して3時間稼働環境へと変更した方が良いでしょう。
尚、元々の電池が保護回路付き(ぽっち付き)なので、Amazonで売っている2000mahでもボックス内を少しだけ加工すれば取り付け可能でした。
ImmersionRC PowerPlayの初期設定
初期設定と言ってもそれほど多くの項目はありません。
電源を入れると日付設定画面になりますので、黒いジョグダイヤルを利用して合わせていきます。
続いて電源ボタンを短く押して設定画面へ。(あ、長押しで電源オン、オフです)
録画モードをマニュアルにするか、オートにするかの設定が可能です。またループ機能もありますので、録画出来てない!なんて事にもならない設計になっています♪
SDカードもフォーマットも可能ですので、必要に応じて利用しましょう。その他としてブザー設定も可能になっていました。
FPVゴーグルへの設置方法
ポケットに入れる手もありますが、FPVゴーグルに装着も可能です。FPVゴーグルのヘッドストラップを変更すればサイドにも設置できそう♪
moccaは頭の横 or ポケットのどちらかで利用しますが、頭が重くなるのは嫌なのでポケット派になりそうな予感ですw
上記のイメージで利用しているFPVゴーグルのレビュー記事はこちらです♪
【FPVゴーグル】FatShark Dominator HDO2をレビュー!
やっと「FatShark Dominator HDO2」が届きましたのでレビューをしていきたいと思います。 外観はFatshark HDOとあまり差はありませんが、焦点距離の調整やアスペクト比の変更機 ...
PowerPlayとFPVゴーグルのDVRとの比較映像
実際にPowerPlayとFatshark HDO2のDVRで撮影して比較してみました。
一見、どちらも変わらない様に見えますが、PowerPlayの方が動きの早い時やカーブなどの動きがある際にはスムースな映像に見えると思います。
FPVモニターの代替え品としての利用も可能
FPVゴーグルは皆さん持っていると思いますので、メンテナンス用のモニターとしても利用可能だと思います。特にウォッチ型のFPVモニターを購入しようか悩んでいる方は、こちらの方が良いんじゃないでしょうか。
まとめ
whooperな方で映像をアップする機会が多い方などには非常に面白いDVRモジュールだと思います。既に利用している方も増えていますので、今後はマストアイテムになるかも知れませんね♪