今日、BETAFPVの担当者の方から連絡があって、Meteor65は出荷状態だとDshot600だけどDshot300にしたら飛び方がスムースになって良いらしいって言われたから検証してよ?との事。
振り返れば確かにProjectMokingBirdでもDshot300が推奨されていたりしますよね?
F3FCだったからという事もあるんでしょうが、Dshotの意味も良く解ってないので折角なので調べてみようかと思います!
【BETAFPV】Meteor65のDshot600からDshot300にしてみる!
BetaFlightで設定可能なDshotって何?
Dshotって何?を調べようかと思ったんですが、日本語のページでは詳しく書いているサイトはありませんでした。
調べてみると例の如く横田さんのページに辿り着きますが、DshotとはKissが開発したESCプロトコルの造語だそうです。
DSHOT600の場合、600はビットレート(キロビット)を示すため、600キロビット/秒を送信できます)。DSHOT300とDSHOT150では基本的に同じですが、ビットレートは遅くなります。300(300キロビット/秒)では2倍、150(150キロビット/秒)では4倍遅くなります。つまり、上記のタイミングは300でx2、150でx4になります。DSHOT300とDSHOT150は、フライヤーがデジタル精度のメリットを享受できるように、機能の低い古いESCをサポートするために導入されました。
DSHOTはトレンドに逆らい、数値が大きいほど低い数値よりも速くなります。oneshotプロトコル(Multishotを含む)は、より速い速度を示すためにますます低い数値を使用しています。
引用:blck.mn
という事で、もっと詳しく知りたい方はリンク先で確認して下さい。
簡単にまとめるとDshotを上げれば処理速度が上がる。どうやらスロットルや機体制御に影響しそうなんだという事。それは機体を操作する上では非常に重要な事になりそうだという事ですね。
こんな事も知らずに適当にDshot300がいい!とか言っていたんですが。。
実際にDshot600からDshot300に変えてみるとどうなのか?
Dshotの値はBetaFlightの基本設定から変更する事が可能です。
元の値はDshot600(600キロビット/秒)だったので、Dshot300(300キロビット/秒)に変更してみます。予想としては処理速度が落ちるので良く無い結果が得られそうなんですが果たして結果はどうなんでしょう?
ただ、過去の経験からではDshot600だと良くない事も起こったりしていたりして、一概に高ければ良いという訳でもなさそうだと言う事も。
実際に飛ばしてみると?その差は何となく解る気がする
Meteor65はBT2.0のバッテリーで手持ちが2個しか無いので検証結果として書くには全く足りてませんし、本当に変わったのか?と言われたら微妙な気もしますが、それでも確かにスムースになった気がします。
Dshot600ではレスポンスが良すぎるというかジャジャ馬な感じだったのが、マイルドになったというか操作し易くなった感じがしています。
週末にでも公園でAirで飛ばして見てからじゃないと何とも言い難いんですが、差がある事は間違いなさそうです。
それよりもGyroが8kに設定されているのも気になりますが。。
まとめ
今までは飛ばす方の技術を高める事に注視していたんですが、仕組みの方も調べてみるとなかなか面白いですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
でもDshotの差による違いはほんの僅かだと思いますので、Dshot600のままでも何ら問題ないかと思いますが、気になる方は試して見ては如何でしょうかw
BETAFPVのMeteor65はProjectMokingBirdと同様の設定が入れ込んであるので、箱だしフライト可能な機体なんですが、最近得た情報によるとMobula6ではProjectMokingBirdの設定についてのプロジェクトが始まったそうです。
こちらも楽しみです♪
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