マイクロドローンなどの25mw出力の「カメラとVTXが一体型」になっている物を利用していて、VTX別体の物を利用しようとすると、どの様に配線すれば良いか解らないと思います。
勿論、moccaもその一人でしたが、色々な機体を見ていく事でどの様に配線すべきかを理解してきました。
「VTXにVideoの配線が1本しか出てないからどうやって配線すんだこれ?」感じですねw
今回は「Runcam TX200U」の配線についてご紹介しますが、基本的な考え方はどのVTXでも一緒です。
VTX利用時の配線図の基本的な考え方
BetaFlightのOSDで設定している内容はFC側からの情報をVTXに入力してVTXから映像を飛ばしています。
代表的なVTXとしてTX200UやVTX03Sなどがありますが、カメラ別体型のVTXでは「カメラの映像を一度FCに通してVTXに出力する事で、FCからのOSDの内容を画像としてみる事が可能となります。
言葉だと良く変わらないと思いますので図を書いてみました。
Runcam TX200Uでの基本的な配線図
こちらが「Runcam TX200U」基本的なVTX配線図になります。
FC側はかなり簡略化してしまっているので、手持ちのFCと見比べながら配線して下さい。
また、「Runcam Split mini2」などのDVR基盤付きカメラを利用する場合には、必ずカメラ側のマニュアルを確認して配線する様に注意して下さい。
上記の図でも注意書きをしましたがVTX側からではなくFC側から直接電源を配線する必要がある場合があります。利用する電力の問題ですね。
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Runcam Split mini2の日本語マニュアルを作成してあります。配線図についても記載がありますので参考にどうぞ♪
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そしてFC側のポート設定例です。
利用したTX対応するUARTに対する周辺機器をVTX(IRC Tramp)を選択するとプロポ側からVTXの周波数や出力の変更が可能になります。
Eachine VTX03Sの場合は周辺機器の設定が異なる
今度は「Eachine VTX03S」ですが基本的な配線の仕方はTX200Uを一緒です。つまり他のVTXの配線も同様の考え方で問題ないです。
但しGreenの配線を見てもらいたいのですが、TX200Uとは異なりsmartaudioになっていますので BetaFlightのポート設定・周辺機器の選択が異なります。
別の機体から撮った物なのでポートが違いますが、UART6のポートがVTX(TBS SmartAudio)になってますよね?
という様に利用するVTXで少し設定が違いますからマニュアルなどを確認して設定しましょう。
まとめ
実際に配線を見てみないと解らないところだったりするんですよね。
レーサー機を触っている方には普通の事だったりするんですが、フープ出身の方は解らない方も多い方お思いましたのでマニュアル的に利用して貰えればと思います。