最近、かなり多くの方が購入したであろうマイクロドローンのBETAFPV BETA65X HDですが、人気の秘訣は既製品で65mmサイズという事で、ビルド自体が不要。
そして2Sのフライトが可能になった事で、パワー不足が解消されているというところかと思います。フライト自体は個人的には文句なしですが、BETA65X HDで撮影した映像は若干白っぽくなっている印象(つまりは映像が明るすぎる)でそこだけが残念なんですが、撮影後の映像を少し加工するだけで白っぽさを解消する事が可能です。
一部のソフトを除き、映像編集ソフトにはカラコレ(カラーコレクション)という機能が備わっていますので、カメラ側で設定が出来ない場合には、映像編集ソフトで調整しましょう。
BETAFPV BETA65X HDのカメラで撮影した映像はカラコレで綺麗になる!
ドローンの設定はほぼ不要ですので、マイクロドローンを経験している方ならオススメなマイクロドローンです。
BETAFPV BETA65X HDの映像では何が起こっているのか?
今回は最近、私がメインで利用しているMacでのみ利用可能な映像編集ソフトのファイナルカットプロXでの調整方法ですが、フィモーラなどでも同様の機能があると思います。
それでは「BETAFPV BETA65X HD」で撮影した映像に何が起こっているのか確認して見ましょう。
こちらは晴れの日に撮影した映像について、FCPXでルミナンス波形を表示したところです。
ルミナンスとは一言で言えば「明るさ」という意味合いになりますが、100を超えると白飛びが発生するという事になります。
BETA65X HDのカメラでは、100以上にならない様に設定されていると思われますが、全体的に明るめな映像になっている事が解りますので、それを少し調整するとかなり印象が変わってきます。
つまり、全体的に白っぽい映像を修正するという事ですね。
BETA65X HDの映像を露出調整(カラコレ)
私は映像編集については素人同然なので、プロの方からはツッコミどころ満載かも知れませんが。
左側のルミナンスで波形の下限を0になる様に調整し、上限は100以下になる様に調整します。また、中間を45辺りになる様にすると白っぽくなっていまった映像をクッキリとした映像へと変える事が可能です。
多分、これくらいの値が良いっていうのもあるんだと思いますが、現時点では自分の目で見ながら良さそうな感じなる様に設定しています。
露出調整前
露出調整後
実際に露出調整した際の動画
こちらの動画では、カラコレ後にカラグレ(色載せ)をしています。
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まとめ
この他にもカラーグレーディングと呼ばれる色を載せる編集もありますが、まずはカラコレだけでも十分だと思います。
カメラ側での設定やNDフィルターを利用する事で露出調整が可能だったりもしますが、FPVドローンのカメラでは設定が難しいものが多いので、その様なケースでは映像編集ソフト側で編集することも可能です。というお話でした。
映像って奥が深いですね〜!