インヴァスト証券のマネーハッチは、インヴァストカードを組合せる事で元手資金ゼロでも積立が可能な為に利用している方も多いですよね。
でもその仕組みを理解している理解している方は少ないかと思います。
今回の記事ではインヴァストカードを利用した積立方法から、マネーハッチの発注方法、トライオートETFを利用する事で毎週発注をする方法などをご紹介していきます。
実際にインヴァスト証券の担当者の方へ問い合わせをしましたので信頼できる情報ですよ!
インヴァスト証券のマネーハッチとは?
インヴァスト証券のマネーハッチは投資信託の様に定期積立が可能な自動売買ロジック
そもそもマネーハッチとは?という方も多いかと思いますが、インヴァスト証券が提供している自動売買ロジックで投資信託の様に毎週、毎月積立ながら資産を増やす事を目的とした自動売買の仕組みです。
積立の原資は元手ゼロから始める事が出来るインヴァストーカードのポイント利用から、月1回の銀行口座からの引落し、毎週のトライオートETF口座から振替を多種多様です。
人気を集めている理由はやはりインヴァストカード(クレジットカード)利用金額の還元率1%が毎月自動的にポイントが現金化され投資用口座に振り込む事が可能な点でしょう。
でも本当の強みはレバレッジ1〜1.5倍から選択可能な自動売買ロジックにあると思っています。また、手数料は投資信託並みでトライオートETF口座の金利コストが0.9%+Liborとローコストなところも魅力的ですね。
マネーハッチで選択可能な自動売買ロジックは合計8種類!全世界にも投資可能!
マネーハッチでは複数の投資対象を用意しています。
日経225ETFやアメリカ株のS&P500ETF、世界株ETF加え社責まで取り扱いがあります。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、安定的に収益を上げるには世界株ETF「iシェアーズ MSCI ACWI ETF【MSCIワールド】」がオススメです。
マネーハッチの世界株ETF「iシェアーズ MSCI ACWI ETF【MSCIワールド】」の特徴
以下の損益曲線を見て貰えると解りやすいと思いますが長期間安定して利益を出しています。世界各国の株式が投資対象となっている為に一つの相場に左右され難い点が特徴です。
[alert title="注意"]
オススメロジック「世界株ETF自動売買1.5倍」は積立10,000円以上が必要です。
早めにロジックを稼働させたい場合にはトライオートETFの口座から振替えを行なって下さい。
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マネーハッチ「アメリカ株【S&P500ETF】」の特徴
今度はアメリカ株のS&P500ETFの損益曲線ですが、ここ数年間で大きく利益を増やしている事が解るかと思います。アメリカの株式相場に大きく左右されているという事になりますね。
マネーハッチは投資信託の様に長期での積立運用が望ましい為に全世界に投資する事が本来の目的にマッチしていると考えます。
インヴァストカードの利用でどの程度の利益を得られるのか?
先ほどご紹介した世界株ETF「iシェアーズ MSCI ACWI ETF【MSCIワールド】」を例にして説明しますね。
例えば月に10万円のインヴァストカードのクレジット利用があったと仮定します。還元率1%ですので毎月1,000円の積立が可能ですね。
生活費などもクレジットカードで決済している方であれば10万円程度の決済はあるかと思いましたので、こちらを例に進めていきますね。
先ほどのイメージを再度利用しますが、2008年からの10年間で約11.6万円の実質的な利益を得られら事になります。
これが元手ゼロから始められるという為に人気が出ているんだと思っています!
クレジットカードのポイントって意外と無駄にしてしまったり、商品券にしたりもしますが還元率が良くないので、そのポイントを利用して複利も含めて運用できるって非常に魅力的だと思います。
インヴァスト証券のマネーハッチの発注ロジック
マネーハッチの発注ロジックを解説!
今回はマネーハッチでのオススメロジック「世界株ETF自動売買1.5倍」で解説していきます!
自動売買の設定は以下となっています。
[list class="ol-circle li-mainbdr main-bc-before"]
- 投資対象:iシェアーズ MSCI ACWI ETF【MSCIワールド】
- 利益幅:1$
- 損切幅:設定なし
- カウンター:-2$ 利確後の価格から2$下がったらエントリー
- フォロー:利確後の価格から3$上がったらエントリー
- レバレッジ:1.5倍
- 発注タイミング:週一回月曜日
- 再投資:カウンター分を再投資
- 最低証拠金:0.1口分の価格
[/list]
これだけだと不明点が多いので補足をしていきます。
マネーハッチでは毎週月曜日に一回発注していきますが、その時は余剰金でレバレッジ1.5倍で購入可能な口数を算出し買えるだけ購入します。
またマネーハッチの場合は、自動売買によって得た実現益を次回の積立原資に振り替えることで再投資を実施していきます。
つまり一回発注すると利確をするか積立原資が増えるまでは再エントリーは行わないという事になりますね。銀行引落の場合には月1回の積立となりますので、一方的な下げ相場の場合には再エントリーは月1回という事になります。
マネーハッチで毎週月曜日に発注する方法!
答えは簡単でトライオートETFから週次で振替えを行う事でマネーハッチ側で余剰資金が増えるので毎週発注する事が可能となります。
上げ相場の時にはこの手を使う必要はないかと思いますが、レンジ相場&下げ相場ではコツコツと利益を増やす事ができる事でしょう。
それに加え再投資(複利)の効果も見込めますので想定されていた損益よりも高パフォーマンスになる可能性があると考えています。
マネーハッチの注意点(デメリット)
今までは多くのメリットを記載してきましたが勿論マネーハッチにも弱点があります。
ここはしっかりと認識していて欲しい部分ですが、マネーハッチは今までご説明した通り余剰資金があれば毎週月曜日に買えるだけ買うロジックです。
つまりはリーマンショックのような相場の場合、下げ始める直前で購入した場合、その価格よりも上に上がらない限りはポジションが決済されない事になります。そして積立をやめていた場合、最後に購入した価格以上にならない限り新規の発注は行われない事になります。
このデメリットを毎月、毎週積み立てる事で相殺している事になっているという事です。
結果、積立を途中で中止した場合でも大きな下落相場に遭遇した場合には毎週、毎月積立を行う事を推奨します!
マネーハッチの実績公開(適宜更新)
2018年9月時点でのマネーハッチ稼働状況(随時更新!)
moccaが現在マネーハッチで運用している方法は以下の3つです。
[list class="ol-circle li-mainbdr main-bc-before"]
- 銀行口座からの引落:毎月10,000円
- トライオートETFからの振替:毎週5,000円
- インヴァストカード:届くのを待ってる!
[/list]
損益についてはまだ始めたばかりなので369円と少ないですが今後を期待してます!
まとめ
マネーハッチは設定ロジックのままで稼働する事も可能ですが、少し工夫する事で発注タイミングを増やす事が出来ます。
インヴァストカードやトライオートETF口座からの振替、銀行引落を駆使して理想の投資環境を構築していきましょうね!