今回の記事では「雨でも飛ばせる防水ドローンの空撮機PowerEgg Xをレビューしたいと思います。
空撮機と記載しましたが、設置・手持ちでのジンバル付き4Kカメラとしての利用も可能で、ジンバルの範囲内であれば、AI自動追尾も可能となっています。
普段はほとんど空撮機のレビューはしていませんが、今までのドローンとか一線を画すドローンだとも思いましたので、レビューを引き受けさせて貰う事としました(๑˃̵ᴗ˂̵)b
記事後半にフライトモード、AIカメラモードのレビュー動画を掲載していますので、是非、見て貰えればと思います♪
空撮機+パーソナルAIカメラ「PowerEgg X」をレビュー!
「PowerVison PowerEgg X」の販売モデル
「PowerVison PowerEgg X」には2種類のモデルがあります。
PowerEgg X エクスプローラー版
エントリーモデルという位置付けになるかなと思いますが、カメラ本体とドローンとしてフライトを可能にする商品のセットとなります。
注意点としては防水カバーなどは付属していませんので、雨の日などにフライトしたい場合には「PowerEgg X ウィザード版」を購入する必要があります。
PowerEgg X ウィザード版
「PowerEgg X エクスプローラー版」に加えて、バッテリーや防水カバー、呼びプロペラなどがセットになった商品です。
イメージ的には、DJI Mavicのフライモアコンボと同等の商品だと思って頂ければ問題ないかと思います。
PowerVison PowerEgg Xを開封
今回のレビューでは「PowerEgg X ウィザード版」を送付頂きましたので、防水ケース付きのモデルとなります。
左側が「Waterproof Accessory Pack」、右側が「PowerEgg X」の本体となります。下のケースは多分、アームなどをしまっておくポーチだと思われます。
バッテリーも入りそうかな?という感じでした。
中身を取り出して見ました。
左側が「PowerEgg X」ですが、空撮機を持ち歩いている方が利用している発泡スチロールのケースですね。右側がフロートや防水カバー、予備バッテリーなどになります。
蓋を開けてみるとドローンとしては不思議な丸い形状の本体、リモコン、アームなどが入っていました。
商品は届くまで調べていなかったので、アームが別体なのに驚きました。確かにカメラとして利用するのであればアームが付いていると邪魔なので納得出来ました。
商品を取り出して見ました。
写真だと解り難いですが、結構大きなサイズです。私は空撮機はMavic miniしか持っていないので、正直に言えば驚きました(。>﹏<)
でも、同等クラスの空撮機であれば同じくらいの大きさなんでしょう!
アイテムか以下の内容です。
- 本体ケース
- 本体
- カメラリストバンド
- インテリジェントバッテリー(本体にセット)
- プロペラアーム
- 予備プロペラ1回分
- リモコン
- ケーブル類など
- マニュアル
こちらは充電器、ケーブル類、予備ペラ(工具含む)、三脚用のマウントなどです。
ドローン本体にはバッテリーがセットされていました。
バッテリーはリポかな?と思っていましたが、記載内容と見てみるとリチウムイオンとの事です。こちらで30分のフライトが可能という事ですので、実質は20分程度くらいかとは思います。
バッテリーのドアップ画像です。3Sの3800mahかな?ちょっと意外でした。
PowerVison PowerEgg Xの撮影スタイル
まずはカメラモードからです。
三脚に固定してもジンバルの範囲で撮影対象を追跡可能です。ある程度の範囲はあるものの視点を切り替えられるのはメリットですね。
500gくらいあるので三脚に取り付けたら倒れるんじゃにかと思いましたが、非常に安定していました。驚きです。
続いてバンドを取り付けてアクションカメラっぽく利用できるスタイルです。
ジンバルが付いているのでブレも補正可能というメリットがありますね。デメリットはやはり重い所でしょうか。尚、カメラモードでは約3.5hの撮影が可能です。(公式ホームページより)
最後にドローンモード。何というかデカイw。
200g以上のドローンは5インチ機のみなので、今までに無いサイズです。でも安定して撮影出来て防水という事であれば、撮影を主として仕事をされる方には良いかも知れませんね。
私は旅行のお供にドローンを持っていく事が多いですが、天候に左右されてしまって飛ばせなかった事が何度もあるので、仕事で利用する方であればなおさらそういうシチュエーションもあるかと思います。
そんな時に「PowerVison PowerEgg X」があれば安心なんじゃないかとは思いました。
尚、前方のみですが障害物検知が可能となっています。
最後に重さを計量。
547g(アームなし)です。アームもかなりの重さがあるのでドローンモードでは1k程度はありそうですね。
PowerVison PowerEgg X フライト動画
動画を撮影した日は結構、風が強い日だったんですが、流石に200gオーバーのドローンだけあって非常に安定して映像へのブレもありません。
ちなみにモニターの映像は離れると若干の遅延がありました。この辺りはもっと改善出来るとよいなと思っていまして、メーカーとしては水中ドローンなども手がけていますので今後のPowerVisionに期待したいところです。
PowerVison PowerEgg X AIカメラモードのレビュー動画
三脚に固定してAIカメラモードで撮影してみました。
ジェスチャーでカメラの操作を行えるのは非常に面白い機能ですし、カメラを固定しながらでもジンバルで被写体を追えるのは良いですね♪
まとめ
PowerVisonのPowerEgg Xは如何でしたでしょうか。
個人的には設置型のカメラにもなりますし、ドローンとしてもフライト可能で色々なシチュエーションに対応出来るドローンだと感じました。
特にジェスチャーモードは面白く小型の電子ジンバル対応のカメラにして販売しても売れるんじゃ無い?って思います。
今となっては空撮機はDJI一択という状況の中で、PowerVisionは個性的な機能や水中ドローンなど他には無い物を取り扱っていますので、今後の動向にも期待したいです!
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